甲府サイトはWIRES-Xのデジタルノードとして今は落ち着きましたが、それまではいろいろありました。FTM-100DHによるノード開設だけでなく、HRI-200も接続し、ルーム開設も行いました。
ただ、ノード開設におけるポート開放が悩ましい・・・まずはグローバルIPアドレスの確保。今や光回線もモバイルルータもNATでサービス提供されているのが普通です。甲府サイトのインターネット環境は既に整っていましたが、NAT環境下であることと、試行錯誤で色々影響されるのが嫌なので、別途回線を用意することとしました。モバイルで安くてそれほどパケット食わない環境下でグローバルIPのある・・・というわけでOCNモバイルoneにしました。今は月単位でのパケット使用料メニューしか表に出ていませんが、このISPのいいところは、日単位で利用できる転送容量が決まっているメニューもあるのです。パケ死しても0時には元通りです。
余っていたスマホをモバイルルータ代わりに使っていたのですが、なんせ安定しない。ポート開放アプリがいつの間にか止まってるとか。で、いい加減本気出してUQモバイルで出しているSIMフリー機があったので変更。なんかポート開放がうまくいかなくて(たぶんもっと前からおかしかった)UPnPまで使ってみたけどダメ、ネットを調べたらHWのク★端末のバグっぽい。んーじゃぁ安い端末購入すっかってことで富士電機さんの端末をハードオフで購入。ちゃんと設定しているがポート開放できない、んーなんでや?ってことでWindows10を疑ってみたら、いつの間にかWindowsFirewallでアプリが阻害されていたのが原因だった模様。もー!
電源は車のバッテリーとソーラーチャージコントローラーを使ってバックアップ機能付き電源として利用。うまくいってたんだけど、モバルーがなんでうまく動かないのかガチャガチャやってた時に、バッテリーの一次側電源OFFってしまったようで、事務局に帰ってきてから電池切れを起こしていたらしい(当然だ!)。
PCはここにもPDNとして使っていたVAIOを使っていたんだけど、もっとポータブルにひっそり運用したくて、アキバで購入したWindows8.1の2in1スレートを中古で購入してWindows10化してwiresx.exeを動かしています。リモート環境は必須で、Chromeリモートデスクトップを使ってメンテしています。画面輝度最小にして放置プレイ。
wiresx.exeもなかなか言うことを聞かなくて、というか、どっちかというと八重洲側なのかもしれないけど、ノードの情報登録が遅延するとかいろいろありました。もう急いだりイライラしたりしちゃいけないってことを教わりました。俗にいう諦めが肝心。
リモートじゃなくていつも手元にあるとサクサク原因究明できるんでしょうけど、通信環境のトラブルはリモートじゃ無理っす・・・ってこんなこと何十年やってるんでしょ笑笑
最後に、FTM-100DHとHRI-200およびケーブル類を提供いただいたJA1XPM局に感謝です。